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バタバタと仕事を納めて、いよいよ2012年も暮れようとしている。
ここに書いたこともあれば、、書かなかったこと、書けなかったこともたくさんある。
まさに悲喜こもごも、喜怒哀楽・・・なかなか波乱に富んだ一年であった。
そんな一年の締めくくりとして、今年は特別に
GARAGE-tettin2 2012年のアルバム大賞
を選出してみたい。
対象はもちろん今年発売されたものの中で、オレが買った純粋な新譜のみである。
ベスト盤やリマスター盤などは除外する。
ちなみに、ベストアルバム賞は「マリアンヌの誘惑」であった。
さらにその上をゆく最高の賞、アルバム大賞・・・
受賞作品は 「Last Song」。(もう、最初から画像を出してますから ^^;)
いや、永ちゃんにそんな賞はいらないと言われても無理やり差し上げたいと思います(笑)。
文句なしに素晴らしいロックアルバムである。
「ROCK'N ROLL」(2009年)、「TWIST」(2010年)に続く本作は、モノクロジャケットから漂ってくるいぶし銀のような永ちゃんの現在(いま)を、見事に凝縮したアルバムといえよう。
まず、その武骨なモノクロのジャケットが素晴らしい。
まるで往年のシカゴブルースあたりの名盤のような雰囲気である。
(これだけで最優秀ジャケット賞を差し上げたいくらい。)
そして、何と言っても音と楽曲が素晴らしい。
レコーディングはLAで、そしてミックスは国内でというスタイルは今回も貫かれている。日本のリスナーに最高の音を届けたいという永ちゃんのポリシーに些かの揺るぎもない。ギターのトシ・ヤナギ、ジョン・マクフィーをはじめとする一流のミュージシャンたちが生み出すグルーヴは、驚くほど自然に聴く者の身体のなかに沁み込んでくる。それはアルバム全体に漂うアコースティックな雰囲気がそうさせるのかもしれない。
1. IT'S UP TO YOU!
「BLUE SKY」、そして今回のツアー「JAMMIN' ALL NIGHT」のオープニングを飾った極上のロックンロール。オレ的には歴代のオープニングナンバーの中でも最高の曲だと思っている。イントロから続くギターリフのカッコよさは、ストーンズの「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」と比べても遜色ないほど。
「決着つけなよ UP TO YOU!」・・・のっけから脳天を叩き割られるような衝撃を受ました。
2. 翼を広げて
アルバムに漂うアコースティックで心地よいひとつの流れがこの曲から始まる。ライヴでも感じたが、こういうラインというのは永ちゃんのロックの世界の中でも凄く新鮮である。メロディーメーカーとしての新しい境地に立った作品と言えるのかもしれない。
3. 夢がひとつ
これもアコースティックな流れで聴かせるミドルチューン。このアルバムではリスナーに向けたメッセージがこれまでになく抒情的に唄われているが、同時に過去の自分へ優しく語りかけているようにも聴こえる。ここもファンとしてはグッとくるところである。
4. BUDDY
アコースティックな流れは続く。
「お揃いの革ジャケットは もう行方さえ分からない・・・」
歌詞の端々からキャロルへの追憶が感じられ思わず泣きそうになる。
5. パニック
一転してフェイセズを泥臭くしたような直球のブギナンバー。ノリが凄い。
そこら中に永ちゃんの唾が飛んできそうな激しさ。意外とこういうのは今まで無かったような気がする。
スライドギターとコーラスも渋い。すんごい好き、こういうの・・・。
6. 「あ.な.た...。」
泣けるような大人の切ないラヴバラッド。バラッドの永ちゃんの独擅場。ギターも泣いている。
7. JAMMIN' ALL NIGHT
横浜タイヤのCMでもおなじみ、ツアータイトルにもなったハードなブギ。「パニック」もそうだが、まるでいぶし銀のようなこうしたストレートなブギナンバーというのも、このアルバムの大きな魅力である。
いやぁ、スんゲエ!
8. Mr. ビビルラッシー
「憎いあの娘」にも通じるようなミディアムなロックンロール。ホーンも入って賑やかなサウンド。
9. 吠えろこの街に
マイナーなミディアムナンバー。横浜に着いた頃の心情が込められているようでもあり、都市生活者の孤独のようでもある。それはまた切実なメッセージとなり、聴く者の心を捉えて放さない。
10.サンキュー My Lady
流れるようなメロディと、軽やかで力強いヴォーカルが秀逸。
一人の女性への言葉に聴こえて、実はずっと応援してくれたファンへ向けられた言葉なのかもしれない。
11. LAST SONG
インタビューで永ちゃんは、「矢沢版・マイウェイ」にしたかったと述べていたが、山川啓介の詞が見事に矢沢永吉の人生を紡ぎ出している。この歌詞を聴けば、このアルバムを最後に引退か?などという発売当初の騒ぎが如何に馬鹿げていたものだったかが良く分かる。
矢沢版マイウェイでもあり、ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロードでもあろう。
どんな人でも、年の瀬になると時間の展望台からこの1年を俯瞰してみるのものだが、「Last Song」は、永ちゃんが40年という節目でそれをやったアルバムといえるかもしれない。実は今年がデビュー40周年と知ったのは、「BLUE SKY」の新聞全面広告を見たときだった。それから一気に記憶は中学時代にまで跳んで、永ちゃんに心酔してきた自分が甦った2012年であった。
これからも矢沢永吉の挑戦は果てしもなく続くのだろう。
そういう永ちゃんを応援しながら、そして力を貰いがら、オレ自身も残された人生に力いっぱい挑戦してみたいと思う。
永ちゃん、ありがとう。
紅白楽しんでくださいね!(^^)
この一年、コメントをいただいた皆様、そしてご来訪頂いた皆様に厚く御礼申し上げます。
ありがとうございました。
皆様、どうぞ良いお年を!
<追記>
紅白、只今永ちゃん登場です!!!!
IT'S UP TO YOU!
2012年の最後に演ってくれましたぁ!!!!(感涙)
しかし、とてもじゃないが紅白なんかじゃ役不足やね(笑)。
やっぱ、ベロンベロンに酔っぱらった勢いでOKしてしまったんでしょうかね(^^;)。
慌ただしい年の瀬に、またまた悲しいニュース。
サンダーバードの製作総指揮者だったジェリー・アンダーソンが亡くなった。
ゴジラ、ウルトラマン、そしてサンダーバード。
オレの少年期に欠かすことが出来ないヒーロー達である。
近所の公園の滑り台を友達と順番に逆さに滑ってバージルになったあの日・・・。
夕暮れ時の公園は、まるでトレーシーアイランドだった。
ありがとう、ジェリー・アンダーソン。
心からご冥福をお祈りします。
実はオレも最近はストラトをケースから出しっ放しにしていて、時間があればこの曲を弾き語っていることが多いけれど、誰も聴いてくれる人はいない。つーか、正直迷惑がられている。
そんなオレだが、叶わぬ夢とは知りつつも、来年のクリスマスには、海の見える部屋でワインでも傾けながら誰かにこの曲を弾き語ってみたいものだと・・・。
誰かオレにオベーション買って(^^;)。
というわけで皆様、良いクリスマスをお過ごしください。
2012年の全日本選手権は、浅田真央選手が2年連続6回目の優勝を飾り閉幕しました。
浅田真央選手、優勝おめでとうございます!!!!
浅田選手にしてみれば、やや悔いの残る大会となったようですが、これも次のステップへの貴重な試練と捉えて、さらなる飛躍を期待したいと思います。
(しかしまぁフジテレビ、TVの前のコッチのほうが恥ずかしくなるような芝居がかった実況はやめて。)
さて全日本選手権といえば、普段あまり目にすることのないジュニアの選手を観ることが出来るという点でも、毎年楽しみにしています。今回も、見事表彰台に上がった宮原選手、圧巻のフリーで観客を総立ちにさせた本郷選手など、日本フィギュアのレヴェルの高さと層の厚さを実感することが出来ました。
期待の庄司理沙選手は少しふっくらしちゃったかな(^^;)。ガンバレ!
高橋成美・マーヴィン・トラン組がペアを解消するなど、フィギュア界を見渡せば残念なニュースも入ってきましたが、そんなことを忘れさせてくれる今回の優勝でもありました。
クリスマス・パッケージと真央ちゃんの優勝、そして永ちゃんの紅白・・・
最高の気分で年末年始を迎えられそうです(^^;)。
皆様の熱い、そしてサイコーな応援、本当にありがとうございました。
浅田真央選手、本当にお疲れ様でした。
どちら様もよいクリスマスをお過ごしください。
「憂鬱」、「休日」、「恍惚」と、実にクォリティの高いアルバムを次々と発表してきたキノコホテルが、オリジナルアルバム3枚目にして早くもこの高みにまで到達した。
「真夜中のエンジェル・ベイビー」でぶっ飛び、その後マリアンヌ東雲の妖艶な後姿にしがみつくように過去のアルバムを買い漁った。実演会へも足を運び、まるで異端の女王のようなマリアンヌ東雲の魅力や、バンドとしての演奏能力の高さを目の当たりにして、もはや完全にキノコの虜と化したオレ。
そこへリリースされたこの「マリアンヌの誘惑」。
ある種貪欲な世界観と、破壊的で、ダンサブルで、どこか懐古的な音の化合物こそ、オレがキノコホテルに対して漠然と求めていたものである。それが実際の音としてこうして放出されると、体内の胞子という胞子が爆発的に増殖し、全身に痺れるような快感を呼び起こす。って一体何のこっちゃ(^^;)
女のエゴと人間の性を独自の視点で表現するマリアンヌの世界観はさらに磨きがかかり、アルバムを貫く混沌とした疾走感や妖しい色気が、前二作とは比較にならないほど高いレベルにまで昇華されている。
1. 四次元の美学
インストっつーか、ノイジーな音の前戯(^^)。
こういうオープニングはいかにもスリリング。
2. 球体関節
前戯もそこそこに一気に
のアドレナリンが沸騰する。実演会でもお馴染みの、疾走感溢れるハードなガレージロック。
マリアンヌのシンセ&オルガンが奇妙な美しさを放つ。
3. 業火
続けてたたみ掛けるように愛と欲望に溺れる女の本能がハードなビートに乗せて暴走。
ヤサグレ感あふれるマリアンヌのヴォーカルが絶品。
4. 愛と教育
さらに続けて炸裂するバイオレンス・ハードコア・SMパンク。(何じゃそりゃ)
「殴り倒す、切りつける、なぶり尽して締め上げる・・・」
空いた口が塞がらないまま激しくいたぶられる。あえなく轟沈。
5. その時なにが起こったの?
奔放でファンキーなロックンロール。こちらは再度PVでお楽しみ下さい。
6. エロス+独裁
パパヤパヤパヤ・・・のスキャットが妖しくこだまする。ケメの虚空を漂うようなギターが秀逸。
7. 恋のチャンスは一度だけ
男に対して辛辣な曲が多いキノコだが、軽快なアップテンポなこの曲もそう。
こんな女と付き合ったら非常に疲れるやろな(^^;)。
8. 回転ベッドの向こうがわ
喘ぎ声が駆け巡るこの曲もなかなか辛辣。
しかし、回転ベッドっつーのは一回もないなぁ・・・(笑)。
そんなに燃えるもんなんやろか?
9. 悪魔なファズ
スカっぽいリズムに歪まくったギターが狂おしくガレージ感満点。
10. ♯84
16ビートのインストナンバー。メンバーのソロ回しが楽しめる。
しかしエマニュエル小湊サマはホンマに上手い。
※シークレット・トラック (限定盤のみ)
11. ステファニーの恍惚
R15指定作品・・・(笑)。これは良い子の皆さんは聴いちゃいけません。
というわけで、なんとも凄まじいアルバムを作ってくれたもんだ。
気になるのは今後のバンド編成だが、5月の福岡での実演会は新しいメンバーになるのか・・・?
どうやら来年もキノコホテルからチェックアウト出来そうもないオレなのだ(^^)。
■限定盤 マリアンヌの誘惑 <夜の玩具箱>
紙ジャケ仕様(CD+DVD)
※特典
●B2ポスター
●夜の格言バッジ(全5種類ランダム封入)
ちなみにウチのは「ちっさい男ねえ。」であった(^^;)。わぁ、これキツイなぁ。
●写真集
支配人のあられもないお姿満載❤
皆様お待ちかねのスケーティング・ミュージックが今年も発売されました(^^)。
もちろん今回もCD+DVD のお得な仕様。
先ほどワンクリックしてまいりましたので、もう財布は空っぽです(^^;)。
皆様も是非お買い求めくださいませ。
さて、いよいよ明日から2012年のフィナーレを飾る全日本選手権が開幕いたします。
腰のほうは、もう大丈夫ということでホッとひと安心(^^)。
女子は22日(土)からショートがスタート。
来年3月にカナダのロンドン(ややこしいな ^^;)で開催される世界選手権の最終選考会も兼ねており、出場枠は男女ともに3。全日本選手権のレヴェルは、もはやもう一つの世界選手権といっていいほど高まっており、各選手も大いにモチベーションを上げてくる事でしょう。
とは言っても、もちろん浅田真央選手はすでに確定でしょうが・・・(^^)。
サイコーなRock You!・・・真央ちゃん、最高の結果で新しい年を迎えようぜ!!!
皆様の熱いノリでサイコーな応援をよろしくお願いいたします。
ノリですよ、ノリ!
キノコホテルの最新アルバム「マリアンヌの誘惑」。やっと聴けましたよ、ええ。
デラックス限定盤「夜の玩具箱」には、さらに実演会の模様を収めたDVDもセットされているけれど、こちらも視聴ずみ。
はっきり言いましょう。
このアルバムは凄い出来ですよ、みなさん!!
永ちゃんの「Last Song」は別格として・・・
そして、ザ・スクーターズの「女は何度も勝負する」を辛くもかわして・・・
GARAGE-tettin2 選定の今年のベストアルバム賞決定 !
このアルバムのレビューは、後日ゆっくりと時間を取って書き上げてみたい。
(えっ?おまえのレビューなど誰も期待していないから勿体ぶらずにさっさとかけ?)
さっさと書けないのよ、あまりにもカッコよすぎて・・・(^^)。
買うんだったら、シークレット・トラックも入った 限定デラックス盤「夜の玩具箱」 が絶対おすすめ!
いやぁ、参った。
クリスマスの話題にふれたところで、少し懐かしい映画を一本。
2004年のアメリカ映画「ポーラー・エクスプレス」。
サンタクロースがいると信じていたのは幾つまでだったろう。
いや、少しヒネたガキだったので信じていたのかどうかも疑問である(^^;)。
そもそも、日本人がクリスマスの本質を理解するのはなかなか難しいことのように思う。
三角錐の形をした帽子を被って、ケーキを片手に千鳥足・・・(今時いないか、こんなヤツは ^^;)
というのがクリスマスではない。
(好きな女性にヤマタツのオーパス・クリスマス・パッケージをプレゼントする、なんていうのもクリスマス
の本質とは何の関係もないだろう。ただ単にクリスマスに託けているだけである。)
この映画は、モーションキャプチャーといって、人物の実際の動きをアニメーションで再現した作品で、動きはもちろん、細かな表情に至るまでまるで実写のようにリアルに描かれている。あまりにリアル過ぎて、観る人によれば、少々気持ちが悪いという印象を持つ人もいるかもしれないが、慣れれば何ということはない(笑)。映像は息をのむほど美しく迫力も満点。音楽も良い。クリスマスの時期に観るのには、なかなか味わいのある作品なのだ。
一人の少年が、クリスマス・イヴの夜に現れた蒸気機関車「ポーラー・エクスプレス」に乗って、北極点まで旅をする夢と冒険の物語。その車中で出会う少年少女や不思議な大人たち。そして遭遇する様々な出来事を通して「クリスマスの心」を学んでゆくという、まぁありがちではあるけれど、オレのような単純な人間には最後は胸にぐっと迫るものがある。
この機関車の車掌役として登場するトム・ハンクスが、さりげない名言を残してゆく。
そのなかでオレが一番好きな言葉がある。
北極点への旅を終えて列車を降りる少年にかける言葉。
「行き先が大事なのではない。乗ろうと決めたことが大事なのだよ・・・。」
そういえば、この映画は息子と一緒に見た最後の映画。
こんな言葉をかけてやれるような父親でありたいとは何時も思うけど、これがなかなか・・・。
1987年に日本でも " 急行「北極号」 " の名で絵本が出版されているようだが、そちらのほうは読んでいない。そうだ、サンタさんにお願いしておこう(^^;)。
■ポーラー・エクスプレス ( The Polar Express ) 2004年公開
監督 / ロバート・ゼメキス
クリスマスも近づいてまいりましたが、皆さんは 愛するあの人、憧れの君、お世話になったあの方への心のこもったプレゼントの準備はもうおすみになりましたでしょうか?
何時も当ブログへお越しいただいている皆様は、このオレが愛する人のために早々とこんなものを用意している事はよくご存じだと思います。
一生懸命働いて買ったこのCDを一生懸命ラッピングしてクリスマスが近づくのを楽しみにしていたこのオヤジの目に、先日、な、な、何とこんなものが飛び込んでまいりましたっ!
ジャーン!!!!
「OPUS」通常盤の期間限定クリスマス・パッケージ仕様であります(^^;)。
もう買い直すしかありませんね(^^;)。
当然、ラッピングも全てやり直しです。
これも愛の試練なのでしょうか?(^^;;)