日本公開から、もう1か月以上経ちますが悪しからず・・・
残念ながら、第1作「ゴジラ」のデジタルリマスター版は観ることが出来ず。
小型ポスター付き前売り券を買っておいたので、公開後間もなく劇場に足を運んだ。
3D吹替版を選択。(この劇場では3D字幕版はなかったんですよね。)
訊いた話によると、字幕の3Dは観ていて気分が悪くなるらしい(笑)。
で、今回の「GODZILLA ゴジラ」。
20年近くも昔のエメリッヒ版(1998年)「GODZILLA」と比較するのも酷な話だが、格段によく出来ていた。
作品にはムートー(♂+♀)という不気味な敵怪獣も登場。
とにかく、3Dの効果も相まって
音と映像の迫力は圧巻である。
さすがハリウッド・・・とため息が漏れる。
巨大なゴジラの造形も、ほぼ満足出来るものだったし、特にクライマックスでゴジラが♀ムートーの口をこじ開け、放射線を吐き込み抹殺するシーンは凄まじかった。(しかし、それでエネルギーを消耗してしまうのは何だかなぁ。)
芹沢博士(渡辺謙)が登場するなど、随所に第1作「ゴジラ」へのオマージュも感じられる。
一方、ゴジラが地球の生態系を守るために戦うという、平成ガメラを意識したような設定もあり困惑する部分もあったが、全体的にはなかなか素晴らしい怪獣映画に仕上がっていたと思う。
この作品のなかで製作総指揮の坂野義光氏がどのように関わったかも非常に興味深い。
永遠の大スター、ゴジラ。
本作と同じギャレス・エドワーズ監督のメガホンで早くも続編の製作が決定しているようだ。
これにはモスラ、ラドン、キングギドラも登場するという嬉しい情報も・・・。
公開は2018年とのこと。
さぁ、
70周年で本家の復活はあるのか?
やはり日本のゴジラの雄姿が観たい。
(こ、これは続編に登場するゴジラか?・・・んなわけはないっスね。)
■GODZILLA ゴジラ 公式サイト